景観

美術家である表良樹、藤村祥馬、森山泰地のグループ「鯰」の展示をplatにて行います。

会期:2019年7月13日-7月28日

以下美術家テキスト引用

この度、「景観」と題した展覧会をグループ「鯰」で 開催いたします 。

私たち「鯰」は茨城県取手市を拠点に活動する表良樹、藤村祥馬、森山泰地の美術家三名で構成される表現活動グループです。

2018年に結成して以降、京浜島での屋外フェスや、天王洲の寺田倉庫など、都内でのゲリラパフォーマンスや大型の作品を手がけてきました。

日々変化していく都市空間に介入し、独自の眼差しで体当たり的表現を行うのが私たち「鯰」の活動です。

私たちは6月23日(日)にplat周辺の街で廃材を拾いながら歩きました。

駐車場脇に落ちていたコンクリートブロックの破片、電信柱の横にあった朽ちたカラーコーン、建築現場の脇に落ちていた錆びた釘。これらの廃材は都市を形成していた建築の一部であり、都市と物質の大きな流れからこぼれ落ちて路上の片隅に佇む風景のかけらのような存在です。

今回この廃材をもとに、メンバーそれぞれが「現象」をテーマに作品を制作しました。

廃材がベルトコンベアーに乗っていつまでも加工されず回り続ける藤村の「風景」

建築構造のように入れ子状に廃材を蝋に封入する森山の「STREET BUTTER」

廃材と自らの身体の関係を鉄の浸食を通して考える「Erode」

これらの作品のコンセプトは全て変化し続ける都市とそれに伴う物質の循環という現象に関わっています。そして廃材を拾い集める行為そのものも都市の景観にささやかな変化をもたらす現象となります。廃材で作られたそれぞれの作品は展示空間に新たな都市のような景観を生み出します。